
会津産の鬼クルミを上質な餡で丸ごと包み、表面に黒糖をまぶした一口菓子。
くるみのほろ苦さと上質な餡が、洗練れた上質な味わいを奏でます。
素材の美味しさを十分に引き出した、野趣に富んだ逸品です。

- こしあんと黒糖がバランス良く、本当に美味しいと思います。
- 私は朝のコーヒータイムに食べています。贅沢な気持ちです。
- 茶席で初めて見た時は、トリュフかな?と思いましたが、食べたら衝撃の味でした。
- 初めて食べるおいしさで、以来回りの人にもオススメしています。
- 箱も木箱で立派なので、よくお遣い物に使わせてもらっています。
贈った方にも、珍しいものだと喜ばれるんですよ。
「MEMO」様ご掲載より
「さて、“香木実”の味なのだが、
まさに風雅、
優美と呼ぶのにふさわしく、
素材の持つ深い香り、
コクのある印象的なあま味などの調和が、この菓子に伝統的なものを感じさせてしまう。…和菓子のジャンルに留まらず、
世界に味を問うてみてはいかがだろうか。」
表千家機関誌「同門」様ご掲載より
「
ふるさとに菓子をたずねて。香木実は一見無造作に見えるかたちだが、胡桃を中心にして黒砂糖の餡で形づくり、
木の実のような雰囲気を出している。」
武者小路千家 千和加子さま著
「和菓子めぐり」ご掲載より
「伝統をもつ当店が、代々受け継いできた製法を駆使して作り上げたもので、
会津地方名産の鬼グルミを丸ごと上質なこし餡で包み込み黒糖をまぶしている。トリュフ様チョコレートのように
ひと口で食べられる可愛い形だ。クルミのほろ苦さとカリッとした食感が
ほろほろとした餡とよくマッチしている。」
「男の食彩」さまご掲載より
「中でも、会津特産の鬼ぐるみを使ったお菓子がおすすめです。香木実が、あんにくるみが丸ごと包まれたひと口菓子。黒糖がまぶされ
コクがあるのに甘すぎない味は、
抹茶やエスプレッソによく合います。」
会津は四方山に囲まれた盆地です。
夏は暑く、冬には雪がどっさりと降るこの里山は、磐梯山の伏流水からの水がすっきりと美味しく、空気も澄んで清らかです。
この美しい郷には、秋になると沢山の美味しい木の実が採れます。

特に特産の鬼クルミは絶品です
国産・無添加の会津坂下の鬼胡桃は、しぶみが無く、油分を多く含んでいるため、さまざまな料理・お菓子との相性の良さが魅力です。
この美味しさをなんとかお菓子に生かしたいと
始めたのが会津くるみを使った茶席菓子
「香木実」です。
会津の里に育った鬼くるみは宝もの。
自分の子供のような気持ちで、大切にお菓子に使わせて頂いております。
美味しいお菓子づくりは、まず素材選びから。

香木実に使っているクルミは
「会津産 鬼くるみ」にこだわっています。
もちろん、一般的に使われる洋クルミと比べるとその価格はケタ違いです。
それでも、うちはこだわり続けます。
なぜ?
それは、
味が全く違うから。 この一点だけは、絶対にゆずれないのです。
鬼くるみは、形は小ぶりで、固い殻をもちます。
実をむいて炒ると、表面にクルミ油がぷつぷつとにじみ浮かび、何ともいえない香ばしい香りが辺り一面に広がります。

その味はというと、じんわりと滋味深い甘みがあり、食感はしっとりとしていて、本当にそのまま食べても「お菓子」といってしまっても良いほどの膨らみのある味わいです。
この鬼クルミを一殻分贅沢に使って、ひと粒の香木実ができあがります。
使っている砂糖・小豆もまた、
こだわりの素材を使用しています。
一番外側に上掛けしている黒糖、これも特上の黒砂糖を取り寄せておりますが、お菓子に使う直前にふるいで細かくふるいます。
そうすることで、よりきめの細かい、
口解けの良い後味を作ることができるのです。
香木実に使っている餡は、当然、全て自家製あんです。

火を入れて煉りあがるまで、じっくり3時間程職人が付きっきりで面倒をみます。
それは、この餡はとても炊きあげるのが難しく、すこし目を離しただけでもサワリ(銅鍋のこと)の底に餡が焦げ付いてしまい、その餡が全て台無しになってしまうからです。
職人の目と勘で、頃合いを見わけ、常に最高の状態の餡を作り上げています。
餡は、そのまま直ぐは使わず、少し寝かせておきます。

そうすることで、包餡する頃には丁度良く小豆と砂糖がなじみ、味のバランスが良くなるのです。
香木実は、ひとつひとつ手作業で作られています。
その日の天候や湿度、温度を見極めながら、細かく作業しています。

また、手間のかかる作業ではありますが、ひねものが無いか、つぶれたものが入っていないか、職人がひとつひとつ、目と手でより分けてから菓子作りを始めています。
素材も生き物です。

時期や、気候によっても、調子が変わってきます。
やはり、手間がかかっても、手と目で触れて感じることは、お菓子作りにはかかせないことなのです。
炭火で焼きコテを熱しているところです。
これは何に使うか分かりますか?
答えは、「木箱に焼き印を押す」です。
角長の印は「長門屋がこのお菓子を作りました」の証。
こんなところにも、こだわって商品を作っています。
いつもどこかで茶席が催されている…。
そんな会津の土壌のもと、舌の肥えたお茶人に日々鍛えられながら、技術と味を追求し、上質な和菓子を作り続けております。

中でも、
より会津らしく、お茶席に出される品格のある和菓子を作りたいとの思いでお作りしたのが「香木実」です。
こちらは
京都大徳寺さま開山法要忌をはじめ、数多くのお茶会でご好評を頂き、また
武者小路千家家元夫人・千和加子さまにも著書の中でご推薦を頂戴しております。
会津特産の最高品質 坂下の鬼クルミを贅沢にひとつ、餡の中に閉じ込めております。
また一番外側にはきめ細かくふるった黒糖をまぶし、口に入れると広がる郷の香り、そして口どけの良い餡、味をしめる役割としての黒糖が、それぞれに絶妙に引き立て合ったお味となっております。
一口菓子ですので、扱いやすく、またこちらは半生菓子となっておりますので、
お薄、お濃茶、どちらにもお薦めいたします。
餡と、胡桃の半生菓子ですので、しばらくたつと固さが出てまいります。
賞味期限が過ぎましても、お召し上がりになれないことはないのですが、やはり日を過ぎますごとに風味が損なわれてしまいます。
お菓子は生き物ですので、なるべくお早めにお召し上がり下さい。
尚、冷凍保存はできません。
冷暗所、または常温にて保管下さり、お召し上がり下さい。
半生菓子の美味しさを、是非美味しいうちに、お楽しみ下さいませ。
お茶会に…
ティータイムに…

コーヒーやエスプレッソとの相性も抜群です。
御祝の席に…

「胡桃」はクルム、という縁起から「包容」の象徴として、また、くるみは「久留美」とも書き、幾久しく美しさを留めるという縁起のよいものです。
末永く幸せに、いつまでも美しくとの願いをこめて…。
のし・包装紙・メッセージカードは無料となっております
このような包装でお届けします

17個入り…木箱に和紙に包まれた状態で入っております。
木箱は通気性が良く、このお菓子の保存に最適との理由で菓子箱になっております。
尚、茶会をお考えの方は、お箱なしに、お菓子のみをお詰めすることもできますので、その際にはどうぞお問合わせ下さい。
お茶会をお考えの方へ

桐箱入り…贈答用にはこちらがお薦めです。
6個入りの袋が5つ入っております。
桐箱は
会津桐ですので、お召し上がり後は文庫箱などにもどうぞ。
丁度A4サイズがすっぽり収まる大きさです。
桐箱の上に、会津五副対が印刷された包装紙をお掛け致します。
掛っている紐は
真田紐です。
会津産の鬼クルミを上質な餡で丸ごと包み、表面に黒糖をまぶした一口菓子。
くるみのほろ苦さと上質な餡が、洗練れた上質な味わいを奏でます。
素材の美味しさを十分に引き出した、野趣に富んだ逸品です。
2016年伊勢志摩サミットご用命